サッカーは世界の競技人口で最も多いスポーツといわれています。世界各地にサッカースクールやサッカークラブがあり、世界大会におけるジュニアサッカーでは日本チームも活躍しています。
こちらでは、簡単そうに見えて高度な技術を要するサッカーの様々な種類の蹴り方について、いくつかご紹介いたします。
インサイドキック(足首の内側)
足首の内側で蹴るインサイドキックは、基本の蹴り方です。
コントロールしやすくて安定したキックですが遠くへ飛ばすことが難しいため、ショートパスなどに用いられます。
アウトサイドキック(足首の外側)
足首の外側で蹴るアウトサイドキックは、走りながらキックできる利点があります。
ボールスピードや正確性はインサイドキックに比べて劣りますが、コースが読まれにくくパスを出しやすいキックといえます。
インステップキック(足の甲)
足の甲で蹴るインステップキックは、主に遠く・強くボールを蹴りたいときに使われます。
蹴り足はつま先を伸ばし、立ち足は膝を曲げるので正確に蹴るのは意外と難しいです。ボールを正確にとらえて蹴ることができれば、ボールはあまり回転せずに飛んでいきます。
インフロントキック(足の内側の甲)
インフロントキックは足の内側の甲で蹴るため、インステップに比べて正確にボールの芯をとらえることが可能です。このため中間的なキックとして良く用いられます。
ボールの中心から下に足を入れるようにしてインフロントキックを放つとボールにバックスピンがかかり、より遠くに飛ばすことができます。
チップキック(足の甲のつま先側)
足の甲のつま先側で蹴るのがチップキックです。ボール下側を急激な角度で蹴ってボールを浮かし、相手の頭越しを狙うことも可能です。