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ワンポイントレッスン

5月 1, 2018

12.簡単にできる個人技について

ドリブル突破などの個人技が試合を動かすことが多いです。南米では個人技を重視しているため、ワールドカップの試合では素晴らしいプレイを見せてくれます。個人技には総合力が求められ、例えば正確なキック、突破やキープができるドリブル、ボールをコントロールするリフティング、身のこなしを活かしたフェイント、正確なトラップなどが挙げられます。そこで簡単にできる個人技について、いくつかご紹介いたします。


ボディフェイント
ボディフェイントは体全体でフェイントをしかける動作です。コツはできるだけ大きく、体重移動もしっかり行うことで、相手をだますことです。トップ選手たちはボディフェイントがとても上手で、体の微妙な動きや演技力を入れて相手を混乱させて抜いています。


クライフターン
ドリブルの最中に軸足を踏みこみ、蹴り足で前方キックと見せかけ、ボールを軸足の後ろを通してターンするフェイントです。
突然横方向にターンするため、相手の意表をついて抜き去ることも可能です。軸足の動きが重要でボールの真横より思い切って前方に踏み込み、体もボールを進ませる横方向に傾けると方向転換がスムーズに行えます。
足裏やインサイドを使い分け、慣れたら左右の足でできるように練習すると良いでしょう。


シザース
ドリブルの最中にボールをまたぎ、スピードアップや方向転換を行って相手を抜くテクニックです。
体重をまたぐ方向に移動して相手を誘い、体の軸は傾けずにボールの前をまたぎます。
まっすぐな上体をキープしながらまたいだ足をしっかり踏みこみ、一気に逆の方向にターンします。
ボールをまたぐ際に、キックのフェイントを入れると成功率が高くなります。