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さぽめし

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サポめし

7月 4, 2019

No.14 「じめじめ梅雨時期のアスリート食」

最近、雨ばかりでサッカーの試合も中止になり、落ち込むことが多いですね。
気分も滅入るので、ストレスが溜まったり体調を崩したりすることも増えると思います。
でも、これらは自分だけでは無くみんなです。高温多湿なので、胃腸機能も弱まります。 どうしても元気がでない。
そんな中、ストレスを回避してうまく自分をコントロールできる ように手助けをしてくれる食材があります。

★梅干し

梅干しには殺菌作用があります。食中毒を起こしやすいこの時期に最強の食材です。
豊富なクエン酸はお腹の調子を整え、免疫力を高めてくれます。
そして、梅干しの酸っぱさと塩分が気持ちもシャキッとしてくれます。
酸っぱい梅が駄目な方、最近では昆布梅やかつお梅といった酸っぱくない梅干しもたくさんあります。
お味噌汁に入れる、ご飯と混ぜる、サラダのドレッシングに混ぜる、一緒に煮るなど 梅干しはたくさんの使いみちがあります。 もちろん、今の時期の補食おにぎりに最適です。おかかと混ぜても美味しいですね。

★香味野菜

この時期美味しいのがそうめんです。しかし、胃腸機能が低下している時冷たいそうめんを、噛まずに一気にお腹に入れることはよくありません。
温かい麺にしょうがやみょうが、たっ ぷりのネギを入れていただくのがいいですね。
お腹を冷やさないことがこの時期には大切です。大根おろしも消化酵素があるのでオススメです。

★香辛料・お酢

辛いもので体温が上がり、発汗を促し、体内に溜まった熱を皮膚から逃してくれる役割があります。
代謝が活発になるのも元気になりますよね。夏は辛いカレーが人気です。 体が自然と欲するのですね。

そして、食材も大切ですが、体内時計を整えるのも大事!
十分な睡眠時間を取ること、むし暑いからといって、シャワーだけで済まさないこと。
体調を崩しやすいこの時期だからこそ、しっかりと意識して自分の身体と向き合いましょう。

もうすぐ暑い夏がやってきます。
サッカー選手はどんなコンディションでも、体調が良いという身体を作ることが大切です。
四季がある日本だからこそ、順応できる身体を作りやすいのです。
自分自身の意識を高め、時間のない中でも心がけてください。
それが、パフォーマンス UP につながります!!

監修

食アスリートシニアインストラクター

健康食育ジュニアマスター

原田 マチ子