サッカースクールで行う練習や試合で最も気を使わなければならないのが、練習・試合中の怪我です。
こちらではサッカーが好きでいつまでも続けたいジュニアプレイヤーの皆さんに、知っていて欲しいストレッチの重要性をご紹介します。
サッカーに必要な力
サッカーに必要な能力は色々ありますが、脚力は欠かせない武器の一つです。
東京や神奈川、千葉や埼玉でサッカースクールに通って頂いているジュニアプレイヤーの中には全日本少年サッカー大会を目標に頑張っている生徒もいらっしゃいます。
大会が実施される競技場の広さは、上から見ると縦68m×横50m(8人制の場合)の長方形でとても広いスペースです。その広い範囲を40分間という長い間、ボールを追いかけながら縦横斜めに走り回ることを考えると脚力や体力、それを支える筋肉の重要性を分かって頂けるのではないでしょうか。
ストレッチの重要性
柔軟性を持った筋肉を作るために、あらゆるスポーツのフィジカルケアで日常的に取り入れられているのがストレッチです。例えば、夏は水泳の授業や海水浴が楽しみな季節ですが、水に入る前には必ず準備運動が必要になります。体をほぐして柔軟にしておかないと、水中で足がつって命に関わる事故につながる危険性があるからです。もちろんサッカーも同様で、柔軟体操やストレッチを軽く見ていると必要のない怪我につながる可能性も否定できません。
コーディネーション能力を高めるために
コーディネーション能力とは、定位能力・変換能力・連結能力・反応能力・識別能力・リズム能力・バランス能力です。
相手やボールとの位置関係の把握、状況に応じて素早く動ける能力、体全体をスムーズに動かせる能力など、サッカーにおいて必要な能力がたくさんあり、ドリブルなどの相手をかわす時のステップワークなどが上達できます。
その中でもバランス能力では、不安定な体勢でも動ける力を身に付け、プレーはもちろんのこと、結果的に怪我からも身を守ることができます。
しかし、特にコーディネーション能力を高めるトレーニングは、体を瞬発的に動かしますので、怪我の心配があります。トレーニング前のストレッチは十分に行う必要があります。