5月 1, 2018

19.アスリートが知っている筋肉の基礎

国内におけるサッカー人口は増加傾向にあり、ジュニア世代から練習環境も充実しています。技術向上にサッカースクールなどを利用することも大切ですが、大切なお子さんのコンディション維持のために筋肉に関する知識を身につけることも重要です。

 

アスリートとして必要な基本能力

サッカー選手として大切な基本能力はたくさんあります。 柔軟性・パワー・スピード・持久力・ボディバランスなどは最高のパフォーマンスを発揮するために欠かせません。 これらの基本能力を発揮させるために筋肉がフル稼働しているのです。この筋肉は骨格筋・心筋・平滑筋の3種類あり、トレーニングによって鍛えることができるのは骨格筋です。また、様々な動きが必要とされるサッカーではインナーマッスルを鍛えることも大切です。 サッカーで大切な筋肉とは? 長い時間走り続けるサッカーの中でも、ギアを入れてトップスピードで走る瞬間があります。 そのためには、股関節・膝関節・足関節を起点とする筋肉が重要です。これらに加えて、正しい姿勢を維持する上半身の筋肉も欠かせません。

 

走るのに必要な筋肉

走るのに必要な筋肉は、接地時に地面からの反力を逃さないための腹筋群・背筋群・脊柱起立筋などの体幹筋肉が大切と言われています。他にも、腸腰筋・大腿二頭筋などは脚を上げる筋肉として欠かせません。これらの筋肉が「走力」をサポートしています。 当たり負けしない筋肉 下腿の大筋群である大腿二頭筋・四頭筋が当たり負けしないためにサポートする筋肉です。 しかし、当たり負けしないためには筋肉のボリュームではなくポジショニングが重要なのです。相手に対して重心を低くし、マッチアップした時に最大限のパワーを発揮できるポジションを作ることによって当たり負けしません。

 

筋肉のコンディショニングを整えるためには食事・栄養!

小学生の回復力は凄まじく、筋肉痛や疲労もすぐに回復します。しかし、コンディションを整えるためにはしっかりとした知識を備えておくことが大切です。 例えば、長い時間スタミナを持続させるためにはたくさんのエネルギーが必要になります。そのために、食事量を増やすことがコンディションを整える方法のひとつなのです。 たくさんご飯を食べる子は、簡単にはバテないと言われています。バランスの良い栄養とたくさんの食事が、小学生のコンディションを整えるのに一役買っているのです。